太刀01 二尺四寸 山口清房之作
- 2015年4月23日
身幅重ね反り共に尋常、姿に気品があり優雅である。 黒味があり小板目が積んで清涼感がある。 逆丁子乱れ、青江を手本とし華やかに互の目、足、葉が入り匂本位で微細な沸付き、冴え冴えとしている。 隅谷丁子の特徴を良く受け … 続きを読む →
03-01 平脇差し
- 2015年4月22日
正宗の傑作、包丁正宗をよく研究し写した体配である。 大板目。 煮え出来、刃表に柔らかみがある。大互の目乱れ、金筋、稲妻がかかる。 得意な伝法の備前伝から一転して、相州伝を試みた作品である。地鉄は古作そのものであり … 続きを読む →
02-01 短刀 山口清房之作
- 2015年4月20日
無反り、重ね薄く、身幅尋常、鎌倉期の短刀を良く写す。 小板目に積み、映りが現れる。 逆丁子乱れ、青江を手本とし華やかに互の目、足、葉が入り尖り刃が混じる。匂本位で微細な沸付き、冴え冴えとしている。 本刀匠の真骨頂 … 続きを読む →